定常波とは
上の図のように、波形の同じ波が同速で逆向きに進んで重なるとき、次のような波が出来ます。
この波を定常波といいます。
定常波には、山と谷を繰り返す腹と変位がずっと0である節があります。
どこに腹と節が出来るか
腹が出来る場所
山と山または谷と谷が重なる場所に、腹が出来ます。
もし、2つの波が重なっていなければ、波を少しずつ動かして重なる場所を探しましょう。
節が出来る場所
山と谷が重なる場所に、節が出来ます。
もし、山と谷が重なっていなければ、波を少しずつ動かして重なる場所を探しましょう。
腹と節の間隔
腹と腹および節と節の間隔は、\(\frac{\lambda}{2}\)となります。
また、腹と節の間隔は\(\frac{\lambda}{4}\)となります。
自由端と固定端での腹節
定常波が起きている媒質の端が自由端であるとき、そこでは必ず腹となります。
また、媒質の端が固定端である場合には、そこでは必ず節となります。